数奇草

四畳半に魅せられた理系学生の備忘録

カビの季節は機嫌が悪い

 

自分で驚くほどの文章力のなさに脱帽する昨今、思考の整理術とかいう本があるらしいから一度は読みたい。読んだところで整理できる可能性は0だと思っているが、「私はこうして思考を整理したったw」という傲慢を見てみたい。きっと著者の中では自分の思考は理路整然としていて、これは他人にも教えてあげよう!エウレカ!とでもいう気分なんだろうなぁ。

 

今日は先輩から、本質的なことを見失ってそれ以外にリソースを使いすぎるのもどうかと思うという風体の忠告をいただいた。

たしかに、カオスの判定とか線形安定性解析とか誤差発達率とか、ぜーんぶ僕にはあまり関係のない話だもんな。さっさとそこらへんは先輩に頼って終わらせて本質的なKFとかアジョイント法とかの本を読みあさっていた方がいいかもしれんな。

 

それにしても相変わらず先輩の言うことの的確さというか、今の僕に必要な言葉を正確に授けてくれるその慧眼には憧れる。なにせ先輩は教授に10年に一人でるかの逸材っていわしめているくらいだもんな。僕なんかは10年に一度の変人くらいしかいわしめる自信がないです。こんなんでD進なんてしたらまさに高学歴の落ちこぼれのできあがりでございます。変に卑屈でそのくせプライドが高い人間になんてなりたくない……