数奇草

四畳半に魅せられた理系学生の備忘録

 

 早いもので5月も残すところ今日を含めて3日になっていた。(と思っていたらすでに日付は30日だったようで一日損をしてしまった。)

 今年は五月病にかからないぞと意気込んだ僕は精力的に上旬は過ごしていた。しかし、今になってそのしわ寄せが来たらしくやる気が全く起きない。

 しかも最悪なことに定期的に押し寄せてくる鬱も相まって結構精神的にひどいありさまになっている。劣等感、不安、焦燥、今の僕の胸の中にはそういう気持ちが一杯詰まってしまっている。文を書こうにも何も思い浮かばずに投げ出すことも多い。教科書を開いても思考が脳の表層をすべるだけで何も考えられずに泣き出したくなることもしばしばだ。

 

 僕はからっぽな箱にすぎないのだろうか。今までの僕の生き方は装飾を施すだけで中身に何も詰めることのないものだったのだろうか。実際ふたを開けてみると角に埃が溜まっているくらいなのだろうか。

 

 あぁ文章が全然うまくなくて腹が立ってくる。こんな駄文を書き連ねて何になるんだろうか。書けば少しは気分転換になるかとでも思ったが気分は一層めいってきた。チャンスが一切振ってこない怠惰でぬるま湯の大学生活をこれ以上続けていたら頭がおかしくなりそうだ。いや、大学生活が悪いのではない。僕が悪いのだ。

 

 それにしても本当に思考の整理がなっていない文章だな。こんなの読んでもつまらない。価値があるとは到底思えない。