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数奇草

四畳半に魅せられた理系学生の備忘録

第十一夜

 

 僕は人混みが苦手らしい。それは人の数が多いだけ処理する情報が多くなるからだ。

 そんな僕に救いの手を伸ばす物がある、それは「秩序」であり「ルール」だ。ある程度型にはまった行動を相手がしてくれるのでその分予想も立てやすくなる。

 しかし、世の中にはルールを守れない人もいるようでそのような人と遭遇すると高確率でひやっとする羽目になる。それに加えてルールを破った側がこちらに対して怪訝な顔をした日には、こいつは一体どういう教育を受けてきたのだろう。おそらく、ごみくず同然の扱いしか受けてこなかったに違いない。生きる価値もない虫けらめ。などとは微塵も考えずに、僕は大人の対応で、ただ世の中にはこういう人もいるんだね。で片付けているのである。僕はなんて大人なんだろう。